土踏まずが高く盛り上がっている足のことをハイアーチや凹足(おうそく)と呼びます。
ハイアーチは土踏まず部分の縦アーチが高く、足の中間部が浮いてしまっている状態。
足のアーチは高ければ良い、というものではなく機能するには適切な高さのアーチであることが大事です。
歩行時は土踏まずがバネの役割をして、体重を分散し衝撃を吸収しています。
一歩踏み出すたびに土踏まずアーチが沈み込み、また浮き上がる、そんなバネのような働きで体重を分散して衝撃を緩和しているのですね。
ハイアーチはアーチが強く盛り上がり過ぎていて、この沈み込みがうまく機能せずに、衝撃が吸収されずに疲れやすくなります。
立った状態でもアーチが沈みこまずに土踏まず部分が浮いているので、足にかかる圧が踵と足の腹部分だけになるので、長時間の歩行や立ち仕事で踵や足の腹を中心に疲れを感じます。
ハイアーチには足と靴の隙間を埋めるインソールが効果的です。
接地面が少なく動きがちな足を固定し、足にかかる圧を分散することで、特定箇所にかかっていた圧が軽減されます。
ハイアーチのインソールを選ぶ時に大事なのはセットした時に土踏まずにぴったりの高さのインソールを選ばないこと。
最初は気持ちよく感じていたインソールの土踏まず部分、長時間の歩行や立ち仕事で土踏まずが自然と沈み込むと過度な盛り上がりが痛みに変わります。
インソールを装着した時に少し低いかな、というぐらいの高さで選ぶことをおすすめします。
私はハイアーチです
ここからは個人的なことなのですが、私はかなりのハイアーチです。 冒頭の写真は私の足です。
見事なハイアーチなので、足勉強会の時にハイアーチのモデルケースにされたぐらいです。笑
ハイアーチを自覚したのは子供の頃で、体育の授業で登り棒が深い土踏まずにフィットするので羨ましがられていました。
それでも30代までは好きな靴を履けていて何の問題も感じませんでした。
ですが、40代に差し掛かる頃から履けない靴が続出してきました。
私の好きな靴はレペットのバレエシューズ。
装いの中心はいつもこのバレエシューズで色やバリエーションをたくさん持っていてました。
レペットで毎日どこまでも歩いていたのが、年を追うごと前足裏と踵に底の薄さからくる地面の衝撃がダイレクトに感じられ足裏の痛みを感じるようになってきました。
数年に渡って少しづつ集めてきたレペット。
好きだけど、履けない。
泣く泣くすべて手放すことに。
その他、底の薄いパンプスも今では全く履くことができずにすべて処分しました。
履き口が浅く足を固定しない華奢なパンプスも無理です。
現在の足元は底に適度な厚みとクッションがあるスニーカーが中心です。
靴を履くとハイアーチで足裏の接地面が少なく、靴の中で足が動いてしまうのでriccaインソールをいれて隙間を埋め、足を固定しつつ圧を分散しています。
ハイアーチで土踏まずアーチが沈み込みにくいとはいえ、長時間の歩行や立ち仕事の時はアーチは沈み込みriccaインソールが足にぴったりフィットします。
夕方にはインソールに足裏全体が乗ってる状態で支えを感じています。
ここ数年は平日は5〜8㌔、休日は15〜20㌔を散歩するようにしているのですが、適度なクッション性のあるスニーカーと足裏を支えるインソールがあれば、足に無理を感じることなく散歩を楽しめています。
ハイアーチにも個人差はありますが、ハイアーチだからと無理に踏まずが盛り上がっているインソールよりも長時間の使用ならば通常の高さでのインソールを私はおすすめします。 ハイアーチだからと土踏まずをモリモリにしたインソール、自分で作って何度も失敗してきた経験から感じています。
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riccaアーチサポートインソールの目的は「足機能を生かして毎日が活動的になる」ことです。
インソールで足アーチ機能を使えるようになり、たくさんの人が毎日を活動的に過ごせることを願っています!
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